INTERVIEW

vol.01

VERYエディター高橋 志津奈

帰る場所があるって素敵なこと

■あなたにとってのクローゼットとは

ざっくりとその人そのものを映し出すものだと思います。
クローゼットも精神的なものと比例する気がしていて、ハードな生活を送っていると、部屋も一緒で雑になりがちだし、そんなクローゼットや部屋だと気持ちもう〜んってなっちゃう。
逆に綺麗だと気持ちも上がるし、おしゃれもしたいって思う。見やすくてコーディネートしがいがあるから、今日は何を着よう、明日は何を着ようってワクワクする。服ってその人を表現するものだからこそ、大事にしたいですよね。そうすることで、今日はどういう自分でいたいかとか、今自分はこういう気分なんだって見えてきます。

最近長女がきちんとクローゼットを整理しよう思ったみたいで、すごい綺麗にし始めたら精神的にも安定しているというか、そういう風に思えること自体が成長なのかもしれないけど。逆に次女は、ぐちゃぐちゃなんです。笑
そんなことには気を使えない。とにかく他のことで頭がいっぱい。でも帰ってきてクローゼットが汚いのが嫌だって言うんですけどね。笑
ただ、結局できないので私が整理するんです。でも、私がやったとしても、帰ってきてクローゼットを開けて嫌な気持ちにはならないじゃないですか、そうすると、毎日が快適に過ごせますよね。

例えば、Tシャツはここ、ソックスはここ、今日来たシャツはクリーニングしたらここに掛けようとか、帰る場所があると整理もしやすいし、一個一個の物をより大事に思うことができる気がします。そういう風に生活できたらいいと思います。うちの旦那さんも昔は引き出しが空いてるからとりあえず入れるみたいなところがあったのですが、帰る場所を決めてからは整理できていますね。
本当は服だけじゃなく、アクセサリーやそういったことも1つ1つがみんなそうで、帰る場所があることでその人にあった物が見えてきて整理されていく。

自分が持っているものを把握して、必要なものとそうでないものがすごく良く見えてくるんです。
物を帰る場所に返したときに、また自分が着たいかどうかが分かる。
そうすると、ショッピングに行った時に、新しいお洋服かわいいなって思っても、本当に必要なものかどうかの想像がつくようになる。
逆にクローゼットがぐちゃぐちゃな時って、元々持っているネイビーのニットとまったく同じ様な物をまた買ってしまったり、靴も持ってた!みたいなこともありますよね。そうすると、その物に対する愛着が薄れてしまいます。

やっぱり、物を大事にしたいって思うならクローゼットを綺麗にしなければいけない。それは隠すクローゼットではなく、魅せるクローゼットを意識すれば良いと思います。そして、きちんと帰る場所を用意しておけば、自分のクローゼットが頭の中に入る感じになるんです。なにがどれだけあるから、今期の新しいお洋服は何をプラスしたいってことも分かるし、自分自身が綺麗になっていきますよね。

なので、SUPERBが立ち上がるって聞いて、いつから始まるのかって良く友人と話しています。例えば洋服の帰る場所を季節で分けて、秋冬物に休んでもらって、春夏物が帰るべき場所に帰ってくる。そうすることで、クローゼットの中身を把握して、新しいオシャレを楽しむことが出来る。それはとても快適なことだと思います。

高橋志津奈

高橋 志津奈

女性誌のライターをしながら3人の子供を育てる働くママ。
等身大でカジュアルベースなスタイリングが人気で自身の著書「高橋志津奈のcoordinatebook」を出版。
instaglamで日々発信している日常も注目です。